保守系のユーチューブチャンネル登録者数ランキング
今回は、組織的な運営のなされている保守系の政経ユーチューブチャンネルをランキング形式で紹介します。「組織的」ということで、「KAZUYAチャンネル」や「竹田恒泰チャンネル」などは除外しました。予め、ご了承ください。
五位、チャンネルくらら
第五位は、「チャンネルくらら」です。
チャンネル登録者数は16万4千人。チャンネル桜(後述)から分派したことや、ニッチなテーマを扱っていることからチャンネル登録者数は、やや少なくなっています。
主な出演者は、憲政史家・倉山満、経済評論家・上念司、評論家・江崎道朗……。日替わりで、決められた番組を配信するのが特徴です。
テーマが、ニッチなものと成ることも少なくなく、主催者の倉山氏が「教養番組」と言っているなど、他のチャンネルとはかなり色合いを異にしています。一つ一つの番組が作り込まれている点も、個人的には評価したいです。
四位、CGS
第四位は、「CGS」です。
チャンネル登録者数は、17万9千人。正式名称は、「チャンネルグランドストラテジー」と言います。
多くの専門家を招いて、歴史・経済・政治などの番組を配信しています。なお、これらの番組は、アマゾンなどで、DVDが正規ルートで販売されています。
三位、文化人放送局
第三位は、「文化人放送局」です。
チャンネル登録者数は、27万4千人。政経のユーチューブチャンネルでは、後発のチャンネルです。
日替わりで多数のコンテンツを配信しています。
主な出演者は、豊洲市場仲卸三代目・生田よしかつ・政治評論家・加藤清隆、経済評論家・高橋洋一……。カッチリとした台本に縛られないありのままのトークが聞けるのが特徴です。。維新・自民などの現職議員が多く登場するのも特徴です。
二位、チャンネル桜
第二位は、「チャンネル桜」です。
チャンネル登録者数は、43万6千人。最も老舗の保守系チャンネルです。
主な出演者は、チャンネル桜社長・水島総、中小企業診断士・三橋貴明、社会運動家・三輪和雄……。もともとスカパーで放送していたこともあり、テレビらしい番組が配信されています。
人気番組に「闘論・倒論・討論」があります。テーマに合わせた有識者が3時間タブーなしの討論をするのはなかなか見られるものではありません。
蛇足を書きます。この「チャンネル桜」は実に内紛の多いところです。先に書いたくららの倉山満氏以外にも、漫画家の小林よしのり氏、裁判にまで発展した田母神俊雄氏……あげ始めれば、きりがありません。今回は、あまり触れないでおきます。
一位、DHCテレビ
堂々の第一位は、「DHCテレビ」です。
チャンネル登録者数、52万6千人。組織的な運営の保守系チャンネルとしては最王手です。
主な番組として、平日毎日配信の「虎ノ門ニュース」、地上波でも放映されている「ニュース女子」があります。
特に、虎ノ門ニュースは、毎日50万回程度の視聴回数を叩き出す人気コンテンツとなっています。主な出演者は、参議院議員・青山繁晴、正論編集長・田北真樹子、作家・竹田恒泰、科学者・武田邦彦……。
虎ノ門ニュースは、「ニュース」とついていることからも分かりますが、日替わりコメンテーターによるニュース解説です。ニュース女子は、笑いを織り交ぜた討論番組といった感じです。
DHCテレビの注意点は、番組配信に期限がある点です。平均二週間でアーカイブが見られなくなってしまいます。
まとめ
今回のランキングを概観すると、組織がデカければ、でかいほどチャンネル登録者が多いという印象です。また、時事ニュースを扱うチャンネルほど登録者数が多いようにも感じます。
今回紹介した中に、あなたのお気に入りのチャンネルはあったでしょうか。
私自身は、すべての動画を見ることは到底不可能ですが、いろいろな意見に触れるのが良いのではと考えています。もし、知らないチャンネルがありましたら、騙されたと思って、一度見てみてはどうでしょうか。
集計は、令和元年12月6日時点のものです。