神社参拝のやり方〜正しい礼儀作法、マナーを分かりやすく解説

赤い鳥居。伝統・文化
千葉県長生郡一宮町にある玉前神社の鳥居。
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はじめに〜神社参拝で最も大切なこと

 初詣などで神社に行く人は多いと思いますが、そんな時に気になるのが神社の正しい参拝のやり方ではないでしょうか。

 この記事では、神社の正しい参拝のやり方、礼儀作法、マナーを紹介、解説します。

 今回いろいろな礼儀作法やマナーを紹介しますが、いちばん大切な事は、「参拝すること」です。「なんかマナーややり方がわからないから行かない」というのが、いちばんよくありません。

 定期的に、せめて一年に一度くらいは、神社に詣でる(参拝する)ようにしましょう。

鳥居のくぐり方

赤い鳥居。
千葉県長生郡一宮町にある玉前神社の鳥居。

 最初の鳥居をくぐる時は、鳥居の前で必ず一礼をしてください。これは、絶対守ってほしい点です。

 あと、帽子などかぶっているときは、一度取るようにしましょう。くぐる前に、コートなど着ている場合には、身だしなみを整えるようにしましょう。

 考えても見てください。上司や恩師など目上の人の家に入る時に、一礼をしないで入る不届き者がいるでしょうか。場所は神社です。相手は神様です。

 最初鳥居をくぐるときは「一礼」をしてください。

 因みに、2つ目以降の鳥居では別にしなくても大丈夫です。

 蛇足ながら、鳥居には外界と神域を区切る結界としての役割があります。鳥居をくぐったら、そこはすでに神域であるということです。おかしな振る舞いは慎みましょう。

参道のどこを通れば良いか

左右の端に灯籠が並ぶ石畳の参道。
京都府八幡市にある石清水八幡宮の参道。

 参道では中心ではなく、端を歩いてください。

 参道の中央は正中(せいちゅう)と言います。正中は神様の通るところなので通ってはいけないのです。たまに堂々真ん中を進んでいく人がいますが、アウトです。

 因みに、「通るべきは参道の右側か左側か」という話がネットなどでありますが、正直どちらでも良いです。参拝者の人の流れに従ってください。

手水舎のマナー

柄杓が整然と並んだ手水舎
千葉県長生郡一宮町にある玉前神社の手水舎。

 神社では、お祈りの前に、手水舎(ちょうずや、てみずや)で心身を清めます。

 手水舎では、以下のような手順で手水を取り、身体を清めます。

 まず、柄杓(ひしゃく)を、右手に持ち、左手にかけます。

 次に、左手に持ち替え、右手にかけます。

 再び右手に柄杓を持ち替え、左手で水を取り、口をすすぎます。この時、無理に水を口に入れる必要はありません。唇に触れさせるだけで大丈夫です。

 口をすすぎ終えたら、左手に再度水をかけます。

 最後に柄杓を立て、残りの水を持ち手に流します。次に使う人への配慮です。柄杓は伏せた状態で置くようにしましょう。

お願いの仕方

 神前では以下の手順でお祈りをしましょう。

お賽銭と鐘

本殿の前に置かれた菊花のついた御賽銭。
宮崎県日南市にある鵜戸神宮の御賽銭箱。

 まずお賽銭を賽銭箱へ入れます。投げ入れないようにしましょう。

 鐘がある場合は、このタイミングで鳴らします。賽銭の前でも後でも構いません。

 お賽銭の金額についてですが、いくら以上というのはありません。ただ、あまり少なすぎるのも問題でしょう。お願いの大きさや、お財布事情などを考慮した額が良いでしょう。

一礼二拝二拍手一拝一礼

 お賽銭を入れたら、「一礼二拝二拍手一拝一礼」の作法でお祈りをします。

 まず、「一礼」します。この時の「礼」は最敬礼で、45度です。

 次に、「二拝」します。「拝」とは、90度の礼を言います。「拝」は最高の敬礼で、日常生活においては行いません。

 次に、「二拍手」します。「拍手」のポイントは、手を合わせる時、よく音が鳴るように手をずらして合わせることです。左手をやや上に、右手をやや下に合わせるのが正式なやり方です。

 一拝をする前に、手をしっかりと合わせ、願い事をします。願い事は心の中ですれば大丈夫です。この時、「自分がどこの何者か」と「日頃の感謝」を述べることを忘れないでください。また、おみくじを引く場合は、その旨伝え、道を示してくれるようにお願いしましょう。

 お願いが終わったら「一拝」します。90度です。

 最後に、「一礼」します。最敬礼、45度です。

 以上が、神前での作法となります。一般に「二礼二拍手一礼」と言われますが、正しくは、「一礼二拝二拍手一拝一礼」です。

まとめ

 最後にまとめます。

 鳥居をくぐる前に、一礼する。

 参道は橋の方を歩く。

 手水舎では所定の作法で身体を清める(上記参照)。

 神前では、賽銭を入れた後、一礼二拝二拍手一拝一礼をする。

 しかし、最初に書いた通りです。最も大切なことは、神社へ定期的に詣でる(参拝する)ことです。

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