安倍首相のレガシーとは?~「戦後レジームからの脱却」という夢、消費増税という現実

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安倍政権は何処へ行く

 安倍政権が、レイムダック化してまいりました。「戦後レジームからの脱却」、「日本を取り戻す」は何処へ言ったのでしょうか。。

 拉致問題、北方領土問題、憲法改正問題……何一つとして解決していません。歴代最長政権? だからどうしたというのでしょうか。やったことは、財務省に屈服して、消費税を2回も上げ、景気を後退させたことです。

歴代総理と安倍総理を比較する

 安倍首相の信者、応援団達は、「安倍さんはよくやっている」といいます。では、他の長期政権を努めた総理と比較しましょう。

 ここで、民主党の3馬鹿総理と比較しても仕方がありません。日本を滅ぼそうとした人達と比較しても仕方がないのです。

桂太郎総理の日本史に残る偉大な功績

 歴代第2位の在職日数を誇る桂太郎総理と比較してみましょう。彼は、三度に渡って総理を務めました。しかし、第3次内閣では、自由民権運動により、すぐさまタイ人となったので、比較するのは第1次、第2次内閣です。

第1次桂太郎内閣の功績

 第1次桂太郎内閣では、長年「光栄ある孤立」を守っていたイギリスとの同盟、日英同盟を締結しました。今の落ちぶれたイギリスではありません。当時は、世界一の大英帝国です。

 そして、何より日露戦争に勝利しました。最近「本当は勝手ない」との自虐史観が一部ではあるようですが、客観的に見れば大勝利です。

 絶対同盟しないと言っていた国と極東のみとはいえ同盟を結び、絶対勝てないと言われたロシア帝国に勝利した。日本史に燦然と輝く功績です。

第2次桂太郎内閣の功績

 第2次桂太郎内閣の功績も、第1次に負けず劣らず目覚ましいものがあります。

 日清戦争、日露戦争の原因になるなど開国以来懸案だった朝鮮半島問題を解決しました。韓国併合です。韓国での反日著しい今日からすれば、「しなきゃ良かった」ですが、当時からすれば、他にどんな解決法があったという話です。

 そして、条約改正です。日本は「開国」以来何を目指していたのでしょうか。一等国に成ることです。なぜ、一等国になりたかったかと言えば、不平等条約を欧米列強各国に改正してもらうためです。

 桂太郎内閣で、日本が一等国になったと言っても差し支えないでしょう。

歴代の自民党総理の功績

 安倍首相を、明治維新の元勲と比較するのは酷かもしれません。歴代の自民党総理と比較してみましょう。

吉田茂総理の功績

 吉田茂総理の功績は、サンフランシスコ平和条約を締結したことでしょう。日本を、形式譲渡は言え、独立国にしました。大東亜戦争(アジア・太平洋戦争)を終わらせたと言ったほうがいいかもしれません。

岸信介内閣の功績

 岸信介総理の功績は、新日米安全保障条約を締結したことでしょう。新安保条約によって、アメリカとの完全な軍事的従属関係を脱却することができました。日本とアメリカの関係を「対等」にしたわけです。

池田勇人総理の功績

 池田勇人総理の功績は、所得倍増計画により、高度経済成長をもたらしたことでしょう。この時代、高度成長は大きな意義がありました。共産主義、社会主義革命と言った手段によらずとも、豊かになれる道を国民に示したのです。この時期、革新勢力、特に過激なものは大きく退潮しました。

佐藤栄作総理の功績

 佐藤栄作総理の功績は、小笠原・沖縄の変換を実現したことです。戦争で奪われた領土を、戦争によらず外交によって取り戻したわけです。

 因みに、池田勇人からしっかり経済成長路線を引き継いでいます。

消費増税という天王山で敗北した安倍政権

 安倍総理は、上記総理に匹敵する功績をなしたでしょうか。

 思えば、消費増税までは安倍総理は本気だったのでしょう。積極的な改革を行い、「戦後レジームからの脱却」を、確かにしようとしていました。

 しかし、消費増税以来、安倍総理は諦めたようです。戦後レジームからの脱却、日本を敗戦国ではない国にするとの思いは何処へ行ったのでしょうか。

 「憲法改正」も本気には思えません。なぜなら、改憲以外にやれることを殆どやっていないからです。自衛隊を自衛隊足らしめたいなら、防衛費を増額し、自衛隊法を変えれば良いのです。それすらせず、会見したところで、大して意味がありません。

「他に誰がいる」を言い訳にして良いのか?

 私の中での、安倍政権への支持率は、消費税増税以来下落の一途をたどっています。今では、超絶ウルトラ消極的支持です。

 安倍政権を支持する人の言う「ほかに誰がいる?」というのは、確かに正論です。民主党どころか、社会党にまで先祖返りしようとしている人達に政権を渡すほど日本国民は愚かではありません。

 しかし、「他に誰がいる」と言い続ける限り、安倍政権は、奢り、緩み、堕落し続けることでしょう。

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